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2005.05.22

私がご主人様!? No.04

それにしても・・・私は周りを見渡す。
 言うまでもないけどここは駅前、人通りは多いのだけど。
 何故だか誰も気に留める様子がなかった。メイドの格好をした少女がいるのに。
 この街はメイドが駅前に立っていても誰も不思議に思わない所なのだろうか?
 「それでは祐希様こちらへ。」
 沢木舞さんはそう言うと私を促して歩き始める。・・・動くたびに揺れるフリル。
 何だか夢でも見ている気分だ。しかし残念ながら現実らしい。
 「祐希様どうぞ。」
 駅前に止められた車のドアを彼女が開けてくれる・・・まさか迎えの車まで準備されているの?
その車、私は詳しくないのでよく判らないけど、かなりの高級車みたいだった。
 しかもぴしっとした制服を着込んだ運転手付きだ。
 「あ、荷物はこちらに。」
 持っている荷物を、沢木さんは手早く私の手から取ると、トランクに入れる。
 「お乗り下さい祐希様。」
 「あ、うん。」
 半ば呆然な状態の私は簡単に車に押し込まれる。
 沢木さんは私が座るのを確認すると、ドアを閉め、助手席に乗ってくる。
 「それではお屋敷に向かって下さい。」 
 沢木さんは運転手にそう指示すると、車は静かに動き始める。

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