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2005.05.31

私がご主人様!? No.07

 車がその高価そうな門に近づくと、自動的に左右に開いた。
 周りに人が見えないから、誰かがリモコンで開けてくれたのだろうけど・・・
 門を通り抜けた車は、花と水路(?)に囲まれた道を、前方に見える建物へと向かう。
 ・・・それがまた大きな屋敷なのだ。私は何だかとんでもない事態に陥っているのを感じる。
 ちなみにここへ来る前に住んでいた家は、ちょっと大きめの家だった。
 ここはそれの数倍もあるっていうか。でも、こんな家を持っていたの私はまったく知らなかった。
 数分走ってから、車はその屋敷の前に到着したのだが、私はそこでまた驚く事になる。
 広い玄関前のポーチに人が何人か立っているのだけど、これがまた全員・・・メイドだったのだ。
 驚く私を乗せた車は、待ち構えるメイド達の前で停止する。
 助手席にいた、私を「ご主人様」と呼んだ、メイド姿の沢木さんが素早く降りて、ドアを開けてくれる。
 私は半ば呆然としながら、促されるまま車を降りる。すると待ち構えていたメイド達の中から誰かが出てくる。
 「遠路はるばるお疲れ様でしたご主人様。」
 私より年上の女性だろう、が優雅に腰を折って挨拶をしてくる。
 「「「お疲れ様でしたご主人様。」」」
 彼女に続いて、後ろにいたメイド達も一斉にそう言って挨拶をしてくる。

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