« 私がご主人様!? No.13 | トップページ | 私がご主人様!? No.15 »

2005.06.21

私がご主人様!? No.14

 「ご主人様、お部屋の用意が整いましたので、ご案内します。」
 麻耶さんが戻ってきて私に言う。
 「あ・・・うん、ありがとう。」
 そう言って私は立ち上がると、扉に向かう。もちろん麻耶さんが先導してくれる。
 部屋を出た私と麻耶さんは廊下を更に奥に進み、それほど装飾はないが、それでも高価そうな扉の前にくる。
 「こちらがご主人様のお部屋になります。」
 麻耶さんはそう言うと扉を開け、私を先に部屋に入れる。
 結構広い部屋だった、正面に大きな窓、左にベット、右に机と書棚がある。
 「ご自宅にあった物は全て移動済みです。念のため後でご確認をお願いします。」
 麻耶さんがそう言って部屋を指し示す。しかし何時の間に家の親は荷物を?
 相変わらずやる事が徹底していると半ば呆れてしまう。
 「それではお食事が出来ましたら呼びにまいりますので、暫くお休みになられて下さい。」
 「あ、うんありがとう。」
 「いえ、それでは失礼しますご主人様。」
 一礼し出てゆく麻耶さん。どうでも良いけど”ご主人様”という呼びかけには当分慣れそうもなかった。

|

« 私がご主人様!? No.13 | トップページ | 私がご主人様!? No.15 »

「SSコーナー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34504/4654119

この記事へのトラックバック一覧です: 私がご主人様!? No.14:

« 私がご主人様!? No.13 | トップページ | 私がご主人様!? No.15 »